概要:ペルソナとは
そもそもペルソナとは

「ペルソナとは仮製品やサービスのユーザー像を仮想の人物として定義したものをいう。実際のユーザーにはさまざまな人が含まれるが、ペルソナではその中で最も重要な人物像に焦点を当てることによって、具体的なユーザー像をイメージしやすくなるメリットがある。」
—コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%8A-22465
古くからは、古典劇の【仮面】、心理学上の外的な側面のこと
アトラスから出ている『ペルソナ』シリーズも根強いファンが多いです。
また、オペラ座の怪人を初めとした、小説、アニメ、漫画などのフィクションではしばし、仮面をつけたキャラクターが登場します。
例:ガンダム:シャア、コードギアス:ゼロ、セーラームーン:タキシード仮面、タイガーマスク:タイガーマスク などなど
仮面をつける理由は、理由は多かれ少なかれ『正体を隠す』ことです。
では、SNS上で、ペルソナを作る必要はあるのか。
今日はそこを考えてみます。
結:ペルソナは必要ない
結論いうと“過度”なペルソナは不要です。
しっかりとした設定を付け、口調や年齢、趣味、果てには性別を変えてまでペルソナを設定する必要はありません。
それはただ疲れるだけです。
それこそ、上記のアニメキャラみたいに、今までの人生を捨てて新しい人生を送るなら話は別ですが、SNS上でそこまでする必要はありません。
なぜ設定不要か:
性別:
僕は男性です。
女性として実生活を送るとしたら全てを変える必要があります。
服装を女性っぽくしたとしても、すね毛やひげなどのムダ毛の処理、化粧などぱっと考えても色々あります。
化粧についてはド素人なので、0から勉強です。同世代の女性とは比較できないレベルで無知です。
この状態で、SNS上で美容について話すことは厳しいです。
そもそも、性別で骨格が違います。
いくら細い男性でも、骨の作りは女性とは違います。
異性の格好をするのはハロウィンか、クリスマスくらいにしましょう。
拠点:
今住んでいる場所が極端な田舎、他県ととてつもなく離れている、北海道などの広い場所でなければ、偽ることないです。
あなたの住んでいる場所を特定されるようなことを心配するなら、発信内容に気を付けるべきです。
それよりも、遠方に住んでいる『設定』のペルソナを持つことで、その土地の知識を深く勉強する必要があります。
仮に『コンビニで見つけた新商品』の発信をしたときに、設定した土地では買えない新商品の可能性があります。
発信内容を気を付けるより、ペルソナの設定を無理しないほうがストレスがないです。
年齢:
18,19の楽しかったあの時代。誰もがあるでしょう。
しかし、日本では飲酒、喫煙は二十歳まで違法です。
その中で『今夜は飲み会』となんとなく発信してしまい、リスナーに疑問を持たれる。
『大丈夫』という気持ちがいつも炎上案件になりました。
また、年齢をごまかすと、思い出の時代背景にズレが生じます。
雰囲気から年齢のズレが見えてきます。
実年齢でも環境によって雰囲気は変わってきます。
年齢をごまかすのは、キャバクラだけにしましょう。
趣味:
実際の趣味と、ペルソナの趣味に違いを持たせる場合、剥離が激しいほど辛いです。
それは自分自身を偽る行為です。
最終的に自分の本質を見失い、何がしたかったのかがわからなくなります。
趣味はいくらあってもいいので、隠すのではなく、披露の場を変えていきましょう。
何を設定すべきか:
名前:
ペルソナを設定するうえで、必要な物は『名前』です。
それだけです。
上記の年齢、住居、趣味などのプロフィールは現実と一緒でいいです。
逆に名前だけを変えれば、あなたと特定されません。
顔写真などを発信してするのはだめですが、冒頭でもお伝えしたアニメのキャラクターやもともとの語源の【仮面】の意味合いから、素顔を発信するのは、ペルソナと呼べません。
なぜ、名前を変えるのか:
『名前』とは、一説によると生まれて二つ目に与えられるものです。
一つ目は、❝母からのぬくもり❞
二つ目は、❝名前❞
生まれて14日以内に出生届を提出が必要です。
つまり、生まれて14日後には名前が着いています。
他人との識別子です。
名前と顔がわかれば、6割判別できます。更に声が加われば、8割判別付くでしょう。
では、SNS上で顔を発信せず、名前を変えれば、ペルソナとしては十分です。
どの様な名前がいいか:
本名から連想できない名前にしましょう。
海外の有名俳優の名前を使っている、歌舞伎役者。アイコンは缶コーヒー
これでは歌舞伎役者と思う人はいません。
この世に海外の有名俳優を知っていて、缶コーヒーを知っている人は数えきれないです。
逆に、普段使っているような名前、あだ名、ニックネームは本名を連想していまい、ペルソナの効果は長続きしません。
この一点だけに力を注いでください。
名前が変わったらどうなるか:
SNS上で使う名前が決まり、SNSに登録した瞬間。
その名前の人格が生まれます。
基本情報は本人と変わらないですが、名前が違うと、一番目を引く『名前』という情報が変わったため、『本人ではない誰か』になります。
生まれたばかりの頃は自分に慣れておらず、ぎこちないです。
しかし、活動を続けるうちに自分に慣れていきます。
再結:
ペルソナによりストレスを感じるか理解できたかと思います。
名前さえ変えれば、実際に会わない限りSNS上では安心して活動できます。
かと言って、現実を特定されるような発言をしないことは大事です。
SNSは画面の先の人どこのだれかわからないのがメリットであり、デメリットです。
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